三線の作り方
- 棹の加工
カンナで削る | 歪み等を確認 | 寸法取り | 糸鋸で削る | |||
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棹の型になるまで、これらの作業を何度も繰り返します。 | ||||||
糸蔵をナイフで彫る | ||||||
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ナイフで削る | ヤスリで削る | サンドペーパーで削る | 寸法等を確認 | |||
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滑らかな仕上がりになるまで、これらの作業を何度も繰り返します。 | ||||||
- 棹の漆塗り
- 胴の加工
- 胴張り(蛇皮張り)
- 胴掛け、糸掛け、絃掛け(範)、駒の加工
- 組み立て
以上、大きく分けて6工程に分かれております。
選び抜いた素材
棹の材料は黒檀に黒漆塗り。胴材は琉球槙(チャーギ)、胴張り皮は南方産の網目綿蛇の皮である。棹材として最も良いとされる八重山黒木は珍重であるがゆえに乱伐にあい。
現在流通している黒檀は、フィリピン・ベトナム等の輸入黒檀がほとんどである。
当店では、先代勝市が二代目勝武6歳の頃、家族の建築費用として蓄えられたお金を全て投入し、当時はまだ流通していた八重山黒木の購入にあてた。
現在はその八重山黒木を大切に保管し、顧客の注文に応じている。
棹材は全て自然乾燥し、棹材の製作には細心の注意を払っている。