U社長の庭には樹齢数百年のリュウキュウ黒檀があります。 勝武さんがこれまで見た中では一番大きな生きているリュウキュウ黒檀です。 その枝が台風の強風で折れてしまいました。その枝で三線を作ってくれと頼まれあまり太くないその枝を裁断すると中にはまっ黒な芯材が出来ていて黒檀の三線 が出来ました。その黒檀は離島から移植したものなので戦後の黒檀ではありませんが、枝から三線ができたのが驚きでした。勝武さんはその黒檀の中が見たくて たまりません。社長はニヤリと笑うだけです。